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観音池公園で親子遠足!~令和7年4月19日

  • 2025.06.16
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新生活も2か月が過ぎ、落ち着きを取り戻した頃でしょうか。
みやこのじょう児童学園ひまわりに多々ある行事のトップバッターを飾るのは、春の親子遠足です。
春の若葉が映える青空の下、都城市にある観音池公園にたくさんの家族が集まりました。

保護者の方と準備運動をする園児たち

大好きなご家族の方々と一緒にニコニコ顔でやってきたお友達は、みやこのじょう児童学園の未満児のお友達の隣に集まり、先生の前に並びます。
最初のプログラムは、準備体操のダンスです。
園児たちは慣れない場所に戸惑っているのか、きょとんとした顔で立っているだけの子、泣いてしまっている子もいましたが、何人かは小さな手足を一生懸命動かしていました。

保護者の方と準備運動をする園児たち②

準備運動のダンスが終わると、家族で取り組むレクレーションを行いました。
レクレーションのトップバッターはちゅうりっぷ(0歳児)さんです。
キャラクターが描かれている箱に乗ったちゅうりっぷさんたちをご家族の方が引っ張り、一緒にゴールを目指します。
ゴールの手前には、箱に描いているキャラクターと同じキャラクターのメダルがぶら下がっています。
それを手に取ってゴールです。

レクレーションの順番を待つちゅうりっぷさん

ご家族の方と一緒でにこにこ笑顔のちゅうりっぷさんたち。
箱の中で姿勢を崩さないようクッションを背負って箱の中でお座りをすると、先生の掛け声でスタートします。
ご家族の方から離れて泣いてしまうかなと思いましたが、泣いている子は少なく、ほとんどのお友達はご機嫌な様子で運ばれていました。
ご家族の方も、「いくよー」「たのしいねー」などと声掛けをしながら、ゆったりと紐をひっぱります。

箱に乗って引っ張られるちゅうりっぷさん

キャラクターのメダルを引っ張る場面では、ゆらゆらと揺れるメダルをなかなか掴むことができず、おめめやお顔、おててをカードの揺れに合わせて一生懸命動かしていました。
中には頭上のメダルに気づかない子もいましたが、先生やご家族の方が「こっちだよー」と声掛けをし、手助けをしながら、一緒にメダルを取っていました。
箱に揺られて心地よさそうにしているお友達や、穏やかな表情で紐をひっぱるご家族の様子に、筆者も心がほっこりとしました。

メダルをとろうとするちゅうりっぷさん

ちゅうりっぷさんの後は、もも(1歳児)さんのレクレーションです。
ももさんのレクレーションは、家族の触れ合いをより感じられるものでした。
ご家族の方と手つなぎまたは抱っこででスタートしたお友達は、たくさんのお面が並んでいるコーナーに行きます。
そこで3種類の動物が描かれたお面のうち一つを取り、その動物にちなんだ抱っこをしてゴールを目指し、ゴールにある箱の中にお面を入れます。
お面に描かれているのは「カンガルー」「ペンギン」「コアラ」です。
「カンガルー」を取ったら抱っこ。
「ペンギン」を取ったら後ろから脇を抱えての抱っこ。
「コアラ」はおんぶです。(おんぶが難しいお友達は抱っこをしました)

動物を描いたお面を取るももさん

始まりの掛け声でよちよちとスタートしたももさんたち。
3月までちゅうりっぷさんのクラスにいたももさんたちの歩みはゆっくりですが、一歩一歩のその成長は大きいものです。
お面のコーナーについたお友達と家族の方は、イラストが伏せられているお面から一つを選びます。
慣れない場所と状況を観察することに集中していたり、抱っこから降ろされたことが嫌で泣いてしまったりですぐに選べない園児が多くいましたが、そこはご家族の方と先生たちが優しくサポートします。

動物の描いたお面をとるももさん

園児がお面を選んでからは、ご家族の方のがんばりどころです。
お面を頭につけて、その動物に対応した抱っこをしてゴールへ向かいます。
最後の一仕事はももグループのお友達です。
ご家族の方から渡されたお面を箱の中に入れてゴールです。

保護者の方に抱っこをしてもらうももさん

人見知り期やイヤイヤ期の入り口など、1歳児さんは情緒の成長も大きくみられる時期です。
イヤイヤしながら、泣きながらでもゴールまでやりきったももさんとそのご家族の方々に、筆者は大きな拍手を贈りたいと思いました。

保護者の方に抱っこをしてもらうももさん②

プログラムの最後はたんぽぽ(2歳児)さんたちです。
たんぽぽさんのレクレーションのテーマは「お弁当」です。
ご家族の方と一緒にキラキラのフラフープの中に入り、「バスごっこ」でいろいろな「おかず」のカードが置かれたシートの前に来ます。
たくさんのおかずの中から好きなものを選び、ゴールのボードに張り付け、美味しそうなお弁当をつくっていきます。

保護者の方と一緒にお弁当のおかずカードをえらぶたんぽぽさん

みやこのじょう児童学園のお友達と一緒に、3つのチームに分かれて出発したたんぽぽさんたち。
おにぎり、卵焼き、ハンバーグ、たこさんウィンナー、焼き鮭、エビフライ、オレンジ、ミニトマト、ブロッコリー。
美味しそうなお弁当のおかずが並ぶシートの前にたどり着くと、フラフープのバスから降り、どのおかずをお弁当に入れるのか選びます。
子どもたちの様子を見ていると、おかずの選び方に個性が出るのだなと思いました。
ぱっと自分が欲しいものを見つけて取るお友達、じっくりと悩んで選ぶお友達、「え!これじゃないの!?」とご家族の方の予想を裏切っていくお友達。

保護者の方と一緒にお弁当のおかずカードを選ぶたんぽぽさん

バスごっこの場面、おかずを選ぶ場面、ぺたぺたとお弁当におかずを並べる場面。
どのシーンもみなさん楽しそうで、見ている筆者も明るい気持ちになりました。

お弁当のおかずカードをはるももさん

最後はみやこのじょう児童学園のお友達と一緒に大きな一つの輪をつくり、親子ダンスです。
「ぼよよよ~ん」で有名な、「おかあさんといっしょ」の音楽に合わせて踊ります。
手をつないでゆらゆらしたり、一緒に歩いたり、抱き合ったり。
家族の触れ合いを感じられる振り付けが多くあるダンスでした。

保護者の方と親子ダンスを踊る園児たち②

大きな円の真ん中には先生たちがいて、ご家族の方々はそれを見本に踊ります。
あんよがまだなお友達や抱っこが大好きなお友達は、ご家族の方に抱っこをされたまま、ゆらゆらと音楽にのっていました。
元気に踊っている子もいましたが、ただてくてくと歩いているだけの子もおり、中には芝生や小さい虫に夢中になっているようなお友達もいました。

保護者の方と親子ダンスを踊る園児たち 保護者の方と親子ダンスを踊る園児たち③

それぞれの成長過程の中にいる園児たちの、それぞれの楽しみ方を見ることができ、心がとても温かくなりました。
振り付けの中には「たかいたかい」があり、ご家族の方が子どもたちの体を高くあげると、みんな大きな声をあげて大喜びしており、それを見ている保護者の方々、先生たちの顔にも笑顔が見えました。

保護者の方にたかいたかいをしてもらう園児たち

親子遠足の様子は以上です。
全てのプログラムが終わった後、解散になりましたが、心地のよい春の日差しの下で、お弁当を広げる家族もいらっしゃいました。
新しい年度が始まってからの、初めてのイベントでしたが、保護者の方は4月から少しだけ成長したお子様の姿を見ることができたのではないでしょうか。
これからも、夏祭り、運動会、発表会など、みやこのじょう児童学園ひまわりにはさまざまなイベントがあります。
ぜひ、4月の時点のお子様の様子を心の留めていただき、折をみて、お子様の成長を感じていただき、お子様と一緒にその瞬間の喜びなどを分かち合っていただければと思います。

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